モバイルのマッピングアプリでMIDI・DMX・Art-Netを使う
LayerMapper MAppをMIDIコントローラーで操作し、Ableton Linkで同期し、DMX / Art-Netで照明システムとつなぐ方法。iOS・Android対応。

タッチスクリーンはショーを組むには最適ですが、演奏するには扱いにくいものです。照明が落ちたら、本物のフェーダー、見なくても反応するパッド、そして照明卓に追従する映像が欲しくなります。LayerMapper MAppのバージョン3は、まさにそれを実現しました。MIDI LearnとDMX / Art-Netです。
MIDI Learn:あらゆる操作を本物のコントローラーへ
- デバイスにMIDIコントローラーを接続します(USBまたは対応アダプタ経由)。
- MAppでMIDI Learnをオンにすると、割り当て可能な操作が表示されます。
- MAppで操作をタップし、フェーダーを動かす、ノブを回す、パッドを叩くなどします。
- 完了です。その操作はハードウェアに追従するようになります。

最初に割り当てるのにおすすめなのは、各レイヤーのクリップのトリガー、フェーダーへのレイヤーの不透明度、パッドへの16個のプリセットスロット、ノブへのシェーダーのパラメーターです。
テンポ:BPM同期とAbleton Link
ビートからずれた映像は素人っぽく見えます。MAppはBPM同期とAbleton Linkで、アニメーション、ループ、記録した頂点の動きをテンポに合わせます。Ableton Linkは、DJソフト、Ableton Live、Link対応の多くのアプリなど、同じネットワーク上の音楽ソフトやハードウェアとテンポを共有します。
DMX / Art-Net:照明システムの一部に(ベータ)
DMX / Art-Netに対応したことで、MAppはDMXコマンドにリアルタイムで反応できます。照明卓と映像がひとつのショーとして動き、照明をプログラムする人が同じタイムラインでマッピングのキューも出せます。MAppのDMXはベータ版ですが、すでに実用的に動作しており、今後も機能を拡張していきます。
一般的な構成:
- お使いのデバイスと同じネットワーク上に、Art-NetノードまたはArt-Net出力を持つ照明卓。
- ネットワークを受信するMAppと、目的の動作に割り当てたチャンネル。
- 開場前に、客電を使ったテスト。
操作しやすいショーを組む
- シーンごとにプリセット(P1〜P16)を用意し、パッドに割り当てます。
- 不透明度用にレイヤーごとにフェーダーを1本。ライブでルックを直すいちばん速い方法です。
- タイミングが決まった場面には、クリップのキューポイントとPreviewビューのキューパネルを使います。
- 本番と同じコントローラーでリハーサルし、割り当てはプロジェクトに保存しておきましょう。
まとめ
MIDI Learn、Ableton Link、DMX / Art-Netによって、MAppはスマートフォンのアプリというより、技術スタッフの一員のように働きます。操作に関するすべての機能はMAppの機能一覧をご覧ください。
よくある質問
LayerMapper MAppはMIDIコントローラーに対応していますか?
はい。MIDI Learnを使えば、MAppのあらゆる操作を外部MIDIコントローラーのフェーダー、パッド、ノブに割り当てられます。
MAppは照明卓と連携できますか?
はい、ベータ版として対応しています。バージョン3以降のMAppはDMX / Art-Netに対応し、照明システムからのDMXコマンドにリアルタイムで反応できます。
